介護の仕事でコミュニケーションは上達するのか?
こんにちは
最初の記事で少し触れましたが、私の職業は障害者の方の介護です。
友人やはじめてあった人に介護の仕事をやっていると二言目にはトイレの話が出て来ますね。
障害者の方は蛇口をひねった水道の様に1日中尿や便が垂れ流しの状態が常だと思われているのかも知れませんが、実際はそうではありません。
ほとんど手を貸さずに自分で出来る方や、こちらで少しフォローすれば大丈夫な方もいます。
失敗が多い方は、トイレに行きたいと思った時にトイレに到着するまで我慢出来ずに失敗、と言うパターンが多い様に思います。(あくまで私が対応している利用者さんの例です。)
一般的に勘違いされているのが、例えば一口に知的障害者と言っても、金銭管理だけが上手くできない(財布にあるだけ使ってしまうなど)くれど、日常生活に関してはなんら支障の無い方や、会話は出来るけど自分のやりたい事を自分から伝える事が苦手だったり(その為に利用者さんが本当にやりたい事を汲み取る。)とそれこそ100人いれば100通りの行動パターンがあると思います。
長々と書いてしまいましたが本題。
介護職の人間はコミュニケーションが得意では無いか?と別の業界の方から言われる事がたまにあります。
ある部分では当たっていると思います。そこまで多くの職種の事情を知っている訳ではありませんが、介護職の人は気持ちが優しい人が多い印象です。
実際に私の職場でも、人間関係はとても良好でそこはうちの誇れるポイントの一つだと認識しています。
コミュニケーションの点で言うと、上手いなと思う人はいますが、勿論みんながみんなそういう訳でもなく、利用者さんと上手くコミュニケーションを取れるのは、相手の事をどれだけ考えているか、というとても基本的な一点に尽きるのでは無いかと思います。
自分で言うのもアレですが、私はとにかく利用者さんの事を考えています。職場にいる誰よりも考えていると言う自負があるくらいです。
(休みの日にアレコレ考えすぎて気分が悪くなったり、極端に落ち込む事も…笑)
これは日常にも活かせるなと気付きました。私にも仲のいい友人がいますが、正直利用者さんほど彼ら彼女らに考えを巡らせた事はありません。
コミュニケーションへの気付きが得られる事が結果的にその能力を高められる秘訣なんでは無いでしょうか。
まとまりの無い文章になりましたのでまた次回に。